テイカカズラ(花) (キョウチクトウ科テイカカズラ属)





























1-2:2012.7.29、3:2003.7.28、彦根市八坂にて(以上、植栽)、4-5:2016.6.4、金勝アルプス・逆さ観音付近にて(自生)、6-7:2019.5.6、和歌山県紀の川市粉河にて(自生)

咲いたときは白く、やがて黄色になるところはスイカズラと似ています。巴状の花はいい香りです。庭木に植えられる(1-3)こともあれば、近くの里山にも自生(4-7)しています。
テイカは平安の歌人・藤原定家のことです。能の「定家」では、このテイカカズラの蔦が式子内親王の墓に絡みついて因縁の深さを象徴します。
花のあと、晩秋〜翌初春に、棒状の果実ができ、中から綿毛の付いた種が出てきます。秋の綿毛付果実はこちらへ。


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