オオコメツツジ (ツツジ科ツツジ属)





































1:2011.8.19、北アルプス・薬師岳、標高2000m付近にて、2-4:2017.8.14、北アルプス・白馬鑓ヶ岳、小日向乗越にて、
5:2018.9.2、越美山地、冠山にて、6-7:2019.7.6、福井県勝山市、赤兎山にて、8:2019.8.13、北アルプス、針ノ木雪渓の下部にて、
9:2020.8.16、雨飾山・笹平にて


本州の山形県から滋賀県にかけた日本海側に分布し、山地から亜高山の湿原わきの低木林などに生育するコメツツジです。
基本種のコメツツジの亜種とされますが、コメツツジと生育環境や形態が異なり、別種として扱われることもあるそうです。
葉は基本種より大きく、倒卵状長楕円形または長楕円形で、3本の脈が目立ちます。
花期は6-7月で、枝先の1個の花芽に3-7個の花をつけます。花冠は白色で、長さ5-8mmの筒状漏斗形で
4裂し(コメツツジは5裂)、雄蘂は4本(コメツツジは5本)で花冠からつきでます。
近縁種に紀伊半島〜四国に生育するニシノコメツツジ、花冠が筒状で雄しべが花冠から突き出さないチョウジコメツツジがあります。


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