キタヤマブシ (キンポウゲ科トリカブト属)





















1−2:2004.9.20、比良山系・1は小女郎峠、2は霊仙山口で、3-4:2013.9.29、京都北山・雲取山にて、5:2016.10.10、湖北武奈ヶ嶽にて

トリカブトの一種で、京都北山から名付けられたキタヤマブシは、比良山系などに分布しますが、この仲間は
亜種が多く、滋賀県内にも御池岳周辺にはカワチブシ、伊吹山や鈴鹿の霊仙山にはイブキトリカブトが分布します。
違いはほとんどわかりません
。正確には花を分解しないと無理だとか・・・・というわけで、ここでは単に生息地で分類。
ぶし=ぶす=付子でトリカブトの根から取れる猛毒のことです。特徴としては、雄蕊は無毛、葉は深く裂け、鋸歯がある、
よく斜めに倒れるなどが挙げられるようで、たしかに3,4は雲取山・一ノ谷の岸辺で、半分倒れて咲いていました。