コクサギ(実) (ミカン科コクサギ属)









1-2:2019.12.29、大阪府千早赤阪村水越峠にて

本州、四国、九州の低地から低山地の沢沿いややや湿った林内に生育する小低木で、全体に臭気があるために付いた名称です。
ただ、同じ理由で名付けられたクサギは、シソ科で、本種とは無関係です。果実は4個の分果に分かれ、分果は長さ8-10mmのゆがんだ楕円形です。
秋に熟すと淡褐色になり、中の種子を勢いよくはじき出すことで知られています。春に咲く花はこちらへ