ミツバツツジ類 (ツツジ科ツツジ属)



コバノミツバツツジ

































トサノミツバツツジ





























ミツバツツジ





ユキグニミツバツツジ





























コバノミツバツツジ
1:2010.5.5、鈴鹿山脈・宮妻峡から鎌ヶ岳への登山道で、2-3:2006.5.3、金勝アルプスの竜王山付近で、4:2014.4.19、金勝アルプスの白石峰で
5:2015.4.12、京都北山・愛宕山のツツジ尾根で、6:2015.4.26、京都北山・竜ヶ岳、サカサマ峠付近で、7:2018.04.22、大和葛城山にて、
7:2020.3.29、大阪府交野市獅子窟寺付近にて


トサノミツバツツジ
1-2:2006.4.23、徳島県つるぎ町貞光端山にて、3:2006.5.4、湖北・マキノスキー場で、4-5:2014.4.12、鈴鹿山脈・能登ヶ峰の稜線で、
6-7:2018.5.4、徳島県見ノ越にて

ミツバツツジ
1:2009.3.28、京都・天龍寺にて(植栽)

ユキグニミツバツツジ
1:2014.5.10、野坂山地・乗鞍岳の東尾根で、2-3:2016.5.5、越美山地、夜叉ヶ池への登山道(美濃側)にて、
4:2018.4.29、京都北山・廃村八丁にて、5-6:2018.5.20、福井県・取立山にて、7:2019.5.19、比良山系、クロトノハゲにて


春、桜が散る頃にあちこちの山でピンクの小さなツツジが咲き始めます。ミツバツツジ類です。
ソメイヨシノなどと同じく葉っぱが出る前に花が咲くので、なかなか見事にピンク色に染まります。
雄しべの数などでいくつかの種類が見分けられますが、なかなか難しいです。

コバノミツバツツジ
雄しべが10本です。花は小さく直径3センチくらいで、花の柄や萼には毛が多い種です。
また、3でわかるように上側の花びらの内側には色の濃い斑点があります。

トサノミツバツツジ
1-2と6-7は四国で、3-5は鈴鹿山脈で自生していました。ともに雄しべが10本で、花茎が粘着性です。
花色もずいぶん濃いようです。また、7の拡大でわかるように、子房には短い腺毛が密生しています。

ミツバツツジ
雄しべが5本です。

ユキグニミツバツツジ
雄しべが10本で、野坂山地北部や京都北山北部、越美山地で咲いていました。
花の中央に赤い斑点があるなどの特徴がありれます。