イワウチワ ・ トクワカソウ (イワウメ科イワウチワ属)






































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1:2006.5.4、湖北・赤坂山にて、2:2003.4.19、鈴鹿山脈・焼尾山、3-4:2003.4.29、鈴鹿山脈・天狗堂で
5:2005.4.17、鈴鹿山脈・黒尾山の稜線上にて、6:2008.5.6、京滋境・経ヶ岳への尾根にて
7-8:2010.4.18、鈴鹿山脈・イハイガ岳にて、9:2012.4.29、比良山系・蓬莱山にて、10:2014.5.10、野坂山地・乗鞍岳にて
11:2015.5.5、野坂山地・寒風にて、12:2016.5.5、越美山地、三周ヶ岳にて、13:2017.5.3、鈴鹿山脈・鎌ヶ岳にて、
14:2017.5.5、比良山系・武奈ヶ岳にて、15-16:2022.5.8、石川県・大嵐山にて

春に咲くピンクの大きな花です。トクワカソウは、イワウチワの変種で、北陸から近畿・中国地方の主に日本海側に分布する
ものです。したがって、上の花では、1と6、9、10、11、12、14はトクワカソウ、その他はイワウチワでしょうか?
花では全く見分けがつきません。葉の基部が凹んで、ハート形になるのがイワウチワ(5,7,13で分かりやすい)、
単に丸い葉に柄を付けたようなのがトクワカソウといわれています(9,10,11,14で分かりやすい)。

ただ、新しい分類ではイワウチワとトクワカソウを分けずに、葉の幅と長さで3変種に分ける考え方もあるようです。

ときに大群生を作って咲きます。鈴鹿では、やはり焼尾山山頂付近がすばらしい群生地です。
ピンクが淡い花なので、日なたや雨の日に普通に撮ると2のように白くとんでしまいます。露出調整を悩む花です。