1-5:Jun. 2010
お寺のデータ
滋賀県近江八幡市長命寺
西国三十三カ所第31番札所の長命寺は、奈良時代、聖徳太子の開基と伝えられている。平安時代後期に近江守護佐々木定綱が戦死した父を弔うために、本堂などを建立したが、現在の建造物は、戦国時代中期に兵火で焼失したあと再建されたものである。本堂(写真2)、三重塔(写真3、4)、護摩堂と鐘楼(写真5)は、すべて重要文化財に指定されている。塔は紅色に塗られ、一段と目を引く。琵琶湖に張り出す長命寺山の標高約250mの山腹にあり、湖岸からは808段の石段を登るが、車道と山上駐車場もあり、敢えて石段を登らなくても行ける。本堂脇からは琵琶湖や近江富士が美しい。
湖岸道路長命寺交差点を浜手に向かえばすぐ。無料Pあり。8:00から17:00。
〈重文〉本堂、三重塔、護摩堂、鐘楼、木造千手観音立像、木造地蔵菩薩立像、ほか多数