大通寺(だいつうじ・長浜市)[長浜御坊]










1-2:Feb. 2001

お寺のデータ

滋賀県長浜市元浜町

真宗大谷派の長浜別院。慶長七年(1602年)、本願寺12世の教如上人が家康より大谷派本願寺分立の許可を得、それに伴い現在の地に移り、大通寺と称することになった。伏見桃山城の遺構と伝わる本堂や大広間、円山応挙筆の蘭亭曲水宴図が描かれている蘭亭、狩野山楽・山雪の山水画が描かれた含山軒が、国の重要文化財に指定されている。写真1は、江戸時代に建てられた山門、写真2は本堂の外観である。また、1月中旬から4月中旬まで開催される馬酔木展は、盆梅展と並んで春の長浜の名物となっている。

JR長浜駅より徒歩10分。

〈重文〉本堂、大広間、含山軒、蘭亭

公式パンフレット表紙(2001.2)