百済寺（ひゃくさいじ・東近江市）

百済寺の紅葉へ

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1-3：Sep. 1999


お寺のデータ

滋賀県東近江市百済寺町

湖東三山の一つとして名高いこの寺は、飛鳥時代創建の古刹。推古天皇の時代に、聖徳太子の御願により朝鮮半島の百済国の龍雲寺を模して造られ、創建された。百済から高僧を迎えていたこともあり、当時は「くだらじ」と呼ばれていたそうだ。平安時代に天台宗に改宗し、湖東の小比叡と呼ばれるほど壮大となるが、戦乱による焼失などもあり、創建当時の建造物は残っていない。現在の本堂（写真２）、山門（写真１）等は、慶安３年（1650年）に井伊氏の奇進によって甲良大工の手で建てられた。本坊喜見院の庭園（写真３）は、東方の山を借景とし、巨石を組んで作庭された見事なもので、山から谷川の水を引いて渓流としている。池にはたくさんの鯉が泳ぐ。

名神高速八日市ＩＣより国道３０７号線経由で１５分程度。無料Ｐあり。

〈重文〉絹本著色日吉山王神像、紺低金泥抄法蓮華経入黒漆蒔絵函、ほか

　　 公式パンフレット表紙（左：1999.9、右：2001.1）



Ｍａｐ（1/50000）