1-2:Nov. 1999
お寺のデータ
滋賀県蒲生郡安土町桑実寺
天智天皇の勅願寺院として7世紀後半の白鳳6年に創建された。藤原鎌足の長男で、中国より桑の木を持ち帰り、養蚕を教えたことでも知られる定恵和尚が開山した。そのため、寺号を桑実寺と言う。現在の本堂(写真1)は、南北朝時代に建立された入母屋造り檜皮葺の建造物で、重要文化財に指定されている。写真2は梵鐘と土蔵。繖山(きぬがさやま)の西麓にあり、山頂からの道からも入場できる。
国道8号線西生来よりJR安土駅方面に入り、駅手前を右折。拝観料は300円。9:00から17:00。
〈重文〉本堂、桑実寺縁起絵巻