天寧寺(てんねいじ・彦根市)


















1-4:Feb. 2001

お寺のデータ

滋賀県彦根市里根町

江戸時代の彦根藩主、井伊直弼公の父、直中公が不貞を理由に手打ちにした腰元・若竹は、実は自分の息子の子を宿していたことを後で知り、彼女と初孫を弔うために文政11年(1828年)に建立したのがこの天寧寺である。このお寺は、なんといっても建立と同時に作られた五百羅漢が有名で、写真1、2は、これが安置されている羅漢堂である。堂の裏には枯山水の庭があり、そこからは彦根城を始め、彦根の主要部の眺めがよい(写真3)。写真4は、五百羅漢のごく一部。これだけでも、個性ある顔・形が豊富にある。

JR彦根駅の南東。外町交差点から国道306号線を多賀方向に進むと、間もなく左手に案内の看板が。

公式パンフレット表紙(2001.2)