ロイヤル・アルバート・ホールとロンドンのコンサート・ホール
ロイヤル・アルバート・ホールは、ヴィクトリア時代の建物。ホールとしてのオープンは1871年で、以来15万件以上のパフォーマンスが開催されてきたそうです。コンサートだけでなく、オペラや芝居、展示会、果てはテニスや相撲まで、あらゆるパフォーマンスが開催されるのです。 南側(サウスポーチ)より |
まさに、巨大なウェディングケーキ。北側のケンジントン・ガーデンズ内にある、アルバート公の記念モニュメントあたりからの映像です。 北側より |
これがそのアルバート公の記念モニュメントです。道を挟んですぐ北側のケンジントンガーデンズにあります。黄金に輝く姿は印象的です。周囲には白い石像群が取り巻いています。アルバート公はヴィクトリア女王の夫です。 アルバート公記念モニュメント |
モニュメントの一角を飾るゾウの石像群です。動物を含んだ石像群が残る三角にもあります。残りは、ラクダ、牛、そしてバイソンです。これらは、各大陸の象徴で、このゾウの石像はアジアです。ラクダはアフリカ、牛はヨーロッパ、バイソンがアメリカ。 アジアの石像 |
ホールの後方にはこのような「アルバートホール・マンションズ」と呼ばれる超高級住宅があります。今でもその前には高級車がずらりと並んでいます。 アルバートホール・マンションズ |
さて、いよいよホールの内部です。ちょうどこのときBBC・プロムスが開催されていました。プロムスとは、プロムナード・コンサートの略で、BBCが主催するロンドンの夏の音楽祭です。世界中からいろいろなオーケストラ、指揮者、ソリストが集まってきます。そして、毎日、多い日には昼と夜の二回、コンサートが開かれるのです。会場はいつもこのロイヤル・アルバート・ホールです。まだ開演のずいぶん前。聴衆がぼちぼちと入ってきているところです。サークル席より。 ホール内部全景 |
天井です。このお皿の裏ような丸い物体が、いろいろな色に照明され、照明効果を上げます。 天井 |
舞台の拡大です。オーケストラの前にある丸い部分にはプロムスの時には椅子がありません。立ったままで、でもオーケストラのすぐ近くで聴ける、なんとも言えない席、「アリーナ」です。立ったままなので、ラストナイト・コンサートではジャンプができるのですねぇ。。。。 舞台とアリーナ |
アリーナの聴衆です。まだコンサートが始まる前なので、くつろいで座っていますが、始まれば立たなければ見えません。 アリーナの聴衆 |
アリーナからボックス席とサークル、そして天井を見上げています。赤いカーテンの掛かるのがボックス席です。いろいろなサイズがあります。その上の椅子席がサークル。 ボックスとサークル |
プロムス開催時、アリーナの中央には、なぜだか小池があります。中にはカエル・ドラゴン・蛇、金魚などが泳ぎ、中央からは噴水があがっています。 アリーナ中央の池 |
ロンドン交響楽団の本拠地・バービカン・ホールのあるバービカン・センターの入り口です。ロンドン・シティの北に位置する新しい文化の中心地です。ただ、建物の評判はあまり良くないようです。 バービカン・センター |
その中にあるコンサート・ホールです。 バービカン・センターのコンサート・ホール |
ロンドンフィルハーモニーの本拠地・ロイヤル・フェスティヴァル・ホールです。ウォータールー駅の近く、テムズ川南岸にあります。ほかにも、フィルハーモニア管弦楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団などがよくコンサートを行います。 ロイヤル・フェスティヴァル・ホール |
ロイヤル・フェスティヴァル・ホールの内部です。この日はマーラーの第2交響曲なので、大きな合唱団も入っています。オーケストラはフィルハーモニア管弦楽団。 ロイヤル・フェスティヴァル・ホール内部 |
ロンドンから北北西に2時間列車で走れば、バーミンガムです。新しいシンフォニーホールは、もちろんバーミンガム市交響楽団の本拠地。 バーミンガム・シンフォニー・ホール |
バーミンガム・シンフォニー・ホールの内部です。正面に真新しいパイプオルガンのあるホールです。 バーミンガム・シンフォニー・ホール内部 |
これが、ロイヤル・コヴェント・ガーデンとして有名なロイヤル・オペラ・ハウスです。ロイヤル・オペラとロイヤル・バレエを毎日のようにここで見ることができます。 コヴェント・ガーデンのロイヤル・オペラ・ハウス |
ロイヤル・コヴェント・ガーデンの内部です。さすがに英国最大のオペラハウス&バレエハウス。風格がありました。 ロイヤル・コヴェント・ガーデン内部 |