ヨウシュヤマゴボウ(花・実) (ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属)





























1:2006.8.15、比良・坊村付近で、2:2016.9.10、伊吹山・1〜2合目にて、3-4:2021.6.26、竜王町篠原にて、
5:2016.9.10、伊吹山・1〜2合目にて、6:2004.10.10、金勝アルプス・阿星山で、7:2016.11.12、宇曽川ダムにて

洋種というとおり外来種で、北アメリカ原産だそうです。1-3は花で、下のほうから実が付きかけてきています。花には花弁のような白い萼が5枚あります。
4は未熟なグリーンの実で、この頃は稜がありますが、熟すと黒いやや光沢のある果実となり、5-7のように稜が無くなります。
花実の茎は、花のころは白っぽいですが、果実ができてくると、毒々しい赤い茎になってきます。徐々に変色していく様子がわかりますね。
食べられそうな名前ではありますが、根や種子にはサポニンなどが含まれるため、食べると下痢や嘔吐などの食中毒を起こすので要注意です。
在来種で近いものにマルミノヤマゴボウがあります。こちらは葉の先端がよく尖るので、あまり尖らない本種と区別できます。