皆子山 Mt. Minago


京都府の最高峰として知られる皆子山(971m)は、北山の山群から少し東に離れた独立峰的な山です。安曇川の谷が比良山系と北山の間をえぐっていますが、そのすぐ西とも言えます。京都府の最高峰とはいえ、一般登山ルートは全て滋賀方面からです。晩秋の日、今回は足尾谷からツボクリ谷を登り、山頂に立った後、稜線ルートを南下して寺谷(安曇川)に下りました。写真タイトル横の番号は、最後のルートマップに対応しています。

今回のルートマップ


撮影日:2005/11/26 Photo by Minaphm, All Rights Reserved.
撮影機材:ボディー: Pentax *istDS2、レンズ: SMC Pentax DA18-55mm F3.5



足尾谷の林道 @
足尾谷(あしびだに)に沿う林道です。少し上にある古い発電所まで通じています。



苔むした橋 A
晩秋の落ち葉と苔でしっとりとした道です。



足尾谷を渡る(1) B
発電所の先で林道が尽きると、このような橋が何カ所か架かる谷道となります。



足尾谷を渡る(2) C
体重がちょっと気になる橋です。



色づく木々
このあたり、紅葉がすごくいけてました。



ツボクリ谷分岐 D
ここで、左折して谷を越え、ツボクリ谷に入ります。



ツボクリ谷(1) E
小さな谷ですが、随所に滝があり、なかなかきれいな谷です。ここは左(右岸)を巻きます。



ツボクリ谷(2) F
これも立派な滝でした。



大きな栃の木 G
やがて、栃の巨木が現れます。



山頂への分岐 H
栃の木の少し先でツボクリ谷と別れ、ここで左折して小さな谷沿いに登ります。



谷沿いの急登 I
踏み跡がはっきりしませんが、とりあえず谷に沿って登っていきます。時折テープがありました。



山頂近し J
傾斜が緩くなって、笹がでてきました。まもなく山頂でしょう。



皆子山・山頂 K
・・・と思っていると、あっというまに、山頂に着きました。



蓬莱山 K
山頂からほぼ真東、木々の合間に蓬莱山が巨体を見せていました。



武奈ヶ岳 K
北東を見ると、武奈ヶ岳です。



稜線・谷道分岐 L
山頂のすぐ南で分岐します。今日はずいぶん谷を歩いてきたので、稜線で下ります。
赤いテープの所を左に入れば谷道。右に進めば稜線の道。



植林帯へ M
稜線といっても、すぐ巻き道となり、植林帯に入りました。下草も紅葉して綺麗です。



谷道出合 N
やがて、谷道と出合いました。



寺谷出合 O
安曇川を渡って林道へ。ある本には、「靴を脱いで渡渉」って書いてましたが、立派な橋が架かっていました。



林道を坂下へ P
川沿いに林道を歩くと、右から比良山系が姿を現しました。まもなく平の集落です。



正教院の紅葉(1) Q
すこし寄り道して平のお寺・正教院に来ました。



正教院の紅葉(2) Q
落ちても綺麗な真っ赤なモミジ。



平集落と皆子山方面 R
もちろん、山頂までは見えませんが、皆子山方面を見上げます。



フユイチゴ S
道沿いに真っ赤なフユイチゴが実っていました。



葛川坊村の紅葉(1)
車で少し北上し、坊村の紅葉を撮りに行きました。



葛川坊村の紅葉(2)
今年もいい色に色づいてきたようです。



山行記録:日時−2005年11月26日、天候−曇り。10:40 足尾谷橋(P)に駐車、10:55 発電所A、11:15 ツボクリ谷分岐D、12:00-15 大きな栃の木G、12:15 山頂分岐H、12:45-13:15 皆子山山頂Kにて昼食、13:20 谷道分岐L、14:00 谷道合流N、14:15 安曇川を渡る橋O、14:35 平入口P、14:45-50 正教院Q、15:20 駐車地(P)着。

MAP


この地図は国土地理院発行の2万5千分の1地形図(花脊)をベースに作成いたしました。


周囲からの皆子山は、滋賀の山、山姿写真集・その他湖西の山をご覧ください。