音羽山と千頭岳 Mt. Otowa & Senzudake

撮影日:2006/7/8 Photo by Minaphm, All Rights Reserved.
撮影機材:ボディー: Pentax *ist DS2、レンズ: SMC Pentax DA18-55mm F3.5

 琵琶湖南部の京都−滋賀の府県境は、比叡山を徐々に標高を下げながら南下し、逢坂山、そして国道一号線が越える逢坂越で急落したのち、音羽山ヘ登る稜線となります。その後、いったん少し下って、登りなおしたところが千頭岳です。ここから先は県境が稜線から離れて複雑になってしまいます。車を使ってこの二峰を目指す場合、同じ場所に降りてくるという制約上、今回のルート程度しか思いつきませんでした。つまり、石山から車で15分ほどの国分二丁目に車をとめ、東海自然歩道を稜線へ。北上し音羽山に登ってから、同じ稜線を南下して先ほどの鞍部へ。今度は稜線を南下して東千頭岳へ。三たび、この鞍部まで戻って、国分二丁目へ下る…。周回ルートの方が楽しいのですが、交通の便も考えると、これしかないのかなぁ?写真の後ろの丸数字は、最後のルートマップの番号と対応しています。


ルートマップ




国分二丁目のはずれから @
国分二丁目の集落の一番奥あたりに、東海自然歩道の入り口があります。広場に車をとめて、出発です。



三つの池 A
すぐに三つの池があります。最初の池から見上げる千頭岳方面。右が東千頭岳。



池近辺の道 A−B間
池周辺は、まさに遊歩道です。



第3の池 B
3つ目の池は、林の中です。エメラルドグリーンの水が印象的でした。



川沿いを進む C
池を過ぎると、小川に沿った道となります。



西山路傍休憩地 D
やがて車の来ない林道に出て、林道を登って行きます。その先に路傍休憩地。
さすがは東海自然歩道です。でも、ここのトイレは壊れていました。



林道の終点 E
前方に滝が見えてくると、林道もやがて終点を迎えます。



滝 E
ここからは山道。滝のある川に沿って登って行きます。



植林帯を登る E−F間
やがて、流れが小さくなってくると、周囲はきれいな杉の植林帯となります。



最後の登り
傾斜は徐々にきつくなってきます。やがて階段が出てくると、稜線(鞍部)はもうすぐです。



稜線に出る F
前方の立て札が稜線です。



鉄塔下から望む千頭岳 G
稜線をしばらく北上すると、左手に「火の用心」の赤標識。ここを少し入ると、鉄塔下です。南に千頭岳が。
左の鉄塔の後ろが東千頭。右が西千頭。




眺望地(パノラマ台)から H
稜線上の展望地から、琵琶湖の南端部。近江大橋と矢橋の帰帆島。



音羽山・山頂 I
やがて、三角点のある山頂です。この真下を新幹線の音羽山トンネルが通っています。



音羽山からの千頭岳
山頂の鉄塔脇から。左に東千頭、右に西千頭.



千頭岳への登り(1) J
鞍部から南下して、今度は千頭岳を目指します。



千頭岳への登り(2) K
よく似た登りが続きます。



山頂にて L
東千頭岳の山頂です。ここには特に目印は何もありません。



古い境界碑 L
でも、歴史は感じさせてくれる山頂です。



山行記録:日時−2006年7月8日、天候−くもり。12:45 国分2丁目の東海自然歩道入口@に駐車後歩行開始、13:05 西山路傍休憩地所D、13:15 林道終点E、13:30 稜線(鞍部)Fに出る、鉄塔G往復後、14:00 パノラマ台H、14:25 音羽山・山頂I着。14:30 山頂発、15:10 鞍部F、15:40 千頭岳・西峰山頂L着。15:50 山頂発、16:10 鞍部F、16:25 西山路傍休憩地所D、16:50 国分2丁目の東海自然歩道入口@着。

MAP


この地図は国土地理院発行の2万5千分の1地形図(京都南東部)をベースに作成いたしました。





周囲からの音羽山・千頭岳:こちら(滋賀の山・山姿写真集)をご覧下さい。