杠葉尾から銚子ヶ口を往復   Mt. Choshigakuchi from Yuzurio

GWののどかな日、国道421号線の杠葉尾登山口(東近江市杠葉尾町)から、銚子ヶ口を往復しました。写真タイトル後ろの数字は、最後のMAPに対応しています。

撮影日:2001/5/4 Photo by Minagawa, All Rights Reserved.
撮影機材:ボディー: Pentax KX、レンズ: SMC Pentax 50mm F1.4、XRリケノン135mmF2.8


東峰からの眺望へ

ルートマップへ


登山口 @
国道421号線、杠葉尾(ゆずりお)の登山口。二台程度の駐車スペースがあります。



イワカガミ @-A間
登山口から10分ほどの植林帯のはずれに群生していました。



マムシグサ @-A間
秋に真っ赤な実となるマムシグサの花。色合いといい、形といい、まさにマムシです。



登山道 A
最初は主に杉の植林を登ります。やがて、二次林も出てきます。最初は稜線を右に見ての山腹道が続きます。



ミツバツツジ A-B間
やがて、須谷川を右手に、尾根上を登ると、急に視界が開けます。正面に不老堂845m(左)と割山(ミズキノ)899m。



須谷川源頭 B
源頭部は、広葉樹の明るい林です。傾斜も弱くなり、テープを頼りに進みます。



アセビ C
東峰山頂に咲き誇っていました。



タテヤマ(ハル)リンドウ C
東峰直下に群生していました。




東峰C周辺からの眺望


雨乞岳 C
雨乞岳(右奥)とイブネ(左)



御在所岳 C
国見岳(左)と御在所岳。右にかすかに頭を出すのは鎌ヶ岳。



釈迦ヶ岳 C
ほぼ東に大きく釈迦ヶ岳。山頂右手前に猫岳が重なっています。



静ヶ岳と竜ヶ岳 C
はるか遠方には左から藤原岳、静ヶ岳、竜ヶ岳。手前は、割山(ミズキノ)。


東峰Cからの北〜東〜南のパノラマ:こちらをご覧下さい。






山頂三角点 D
ここが1077mの山頂です。ただしここからは眺望はありません。



南峰からの綿向山 E
綿向山は、東峰からは見えませんが、南峰からは姿を現してくれます。左手前にはタイジョウの特徴あるピーク。右手前の峰は1067mの「水舟ノ頭」。



ルート・マップ


この地図は国土地理院発行の2万5千分の1地形図(御在所山、竜ヶ岳)をベースに作成いたしました。



山行記録:日時−2001年5月4日、天候−晴れ。11:15 登山開始(登り口)、11:30 休憩 〜11:40、12:15 休憩 〜12:35
13:20 休憩 〜13:30、13:45 東峰山頂到着 : 登り 2時間30分 (うち、歩行1時間50分) 
山頂滞在2時間00分(昼食、三角点峰、中峰、南峰への散歩を含む)
15:45 下山開始、16:40 休憩 〜16:50、17:35 下山 : 下り 1時間50分 (うち、歩行1時間40分)  
往復 6時間20分 (うち、歩行3時間30分)、合計三名。

国道421号線を永源寺方面から三重県方面に向かうと、杠葉尾のあたりで、右手に「銚子ヶ口岳 登山口」の、りっぱな看板があり、前々から一度は登らなきゃと思っていました。ようやく、2001年のGWに時間ができたのでトライ。最初は杉の植林帯を比較的急な傾斜で登り始めます。GWの頃なら、写真にあるように、イワカガミやマムシグサが迎えてくれます。右に尾根を見ながら、尾根の中腹を登るこの道は、なかなか良くできたコースで、途中からは余り傾斜もきつくなく、標高をかせいでいきます。左の神崎川本流、あるいは風越谷の水音が聞こえなくなると、道はとうとう尾根を右に越え、今度は右から須谷川の沢音が聞こえてきます。ここからは、尾根を左に見ながら、徐々に須谷川が近づいてきて、とうとう沢を渡るところもあります。そのあたりから、時折、後方に割山、不老堂、岳などが見えます。また、ミツバツツジやミヤマカタバミが咲いていました。さらに登ると、傾斜は緩くなり、明るい林状の須谷川源頭部に出ます。流れはもうちょろちょろです。ここからはもう一登り、一気に、稜線に上がり、少し右に登ると、東峰の山頂です。北は御池、南は鎌、そのほか、藤原、竜、釈迦、御在所、イブネ、雨乞・・・・みごとな360°の眺望、しかも短い草しかなく、お弁当には最高のポイントです。三角点は、そこから5分ほど尾根上を行くと出てきます。ここには灌木が茂り、眺望はありません。さらに進むと、10分ほどで、中峰に達します。そこから左に進むと南峰。東峰からは見えなかった綿向山が姿を見せてくれます。イブネの巨体も印象的でした。