犬上川が鈴鹿山脈から近江盆地に流れ出すところ、その南側に八尾山と高取山があります。さらにその南には宇曽川が流れています。高取山の北麓には、「たかぴ〜の森」と呼ばれる多賀町の高取山ふれあい公園があります。この日は朝から、金剛輪寺で紅葉撮って、その後青竜山から降りてきてまだ時間があったので、ふれあい公園からピストンで山頂に急ぎました。通常の山頂のみならず、南側にある最高峰(約640m)にも立ち寄りました。写真の番号は、ルート・マップの番号と対応しています。
山行写真
撮影日:2004/11/28 Photo by Minaphm, All Rights Reserved.
撮影機材:ボディー: Pentax KX、レンズ: Tefnon Zoom 28-105mm F3.5
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山行記録:日時−2004年11月28日、天候−晴れ。14:25 高取山ふれあい公園Pに駐車して出発、くすりの道、はなの道、どんぐりの道を経て、14:55
たかとりの道合流点、たかとりの道を経て、15:10 山頂(616m)D、15:20-15:30
南峰・山頂H、15:40 山頂D、たかとりの道を経て、15:55 どんぐりの道入口、16:15
どんぐりの道を経て駐車地P着。
朝から金剛輪寺の紅葉を撮影し、午後は青竜山に登った日、まだ懲りずに高取山に登りました。この山は職場の窓から毎日眺めています。その「山頂」には、以前八ツ尾山から縦走してきて立ちましたが、そのとき南に、さらに高いピークがあることに気づきました。1/25000地形図で調べても、通常言われている標高(610m、あるいは616m)よりも高い640mの点がすぐ近くにありました。それが、南峰です。これまでなかなか登る機会がなかったのですが、この日残った時間で、急ぎ足でピストンすることにしました。まず高取山ふれあい公園に車をとめます。200円の入場料が必要です。最初は管理棟からまっすぐに登っていく舗装道を歩き始めましたが、右手にいい稜線が出てきたので、くすりの道、はなの道というのを利用して、稜線に乗りました。稜線上には、どんぐりの道というルートが通っていました。とにかく、よく整備されていますので、安心して登っていけます。やがて、後方に高室山、霊仙山などの眺望が広がります。また、紅葉もあちこちで楽しめました。やがて、たかとりの道に入り、山頂着。山頂には、旗を揚げるような白いポールと、「高取山山頂616m」という標識が立っていました。さて、少しだけ戻って右手に踏み跡らしきものを見つけました。その先には、木々の隙間から南峰が見え隠れしていましたので、方向的に迷うことはありません。踏み跡など気にせず杉の植林下を歩いていくと、徐々に尾根らしくなってきて、踏み跡もはっきりしてきました。鞍部に着く頃には、はっきりとした道に、さらに登りにかかると、溝状の道になりました。藪漕ぎ覚悟でこんなルートを想像すらしていなかったので、驚きました。そんなわけで、あっさりと南峰にたどり着きました。
周囲からの高取山(詳しくは、滋賀の山、山姿写真集へ)
平柳より
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