白滝山 Mt. Shirataki 

葛川坊村から牛コバへのルートの途中、右に上がっていく伊藤新道でワサビ谷を詰めると、白滝山に登ります。こちらは、秋の曇り空に歩きました。最初は「烏谷山・比良岳」と同じルートなので、そちらをご覧ください。

なお、写真の後ろの丸数字は、最後のルートマップの番号と対応しています。

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山行写真
撮影日:2006/10/14 Photo by Minaphm, All Rights Reserved.
撮影機材:ボディー: Pentax *istDS2、レンズ: SMC Pentax DA18-55mm F3.5


ワサビ谷(伊藤新道)入口 T
さらにその先で、右手に登山道が分かれていきます。ワサビ谷入口です。こちらは、白滝山へのルート・伊藤新道です。



ワサビ谷 T〜U間
ワサビ谷道、登りはじめです。カツラなど、広葉樹が主体の谷です。



ワサビ大滝 U
やがて、滝が現れます。ワサビ大滝です。この滝もいわゆる夫婦滝で、この右奥の方に、もう一本の少しおとなしい滝があります。



滝の左を巻く U
滝は、右岸側、つまり左側を高巻きします。登り口から滝付近の紅葉。



滝の上の道 U−V間
滝のすぐ上で杉の植林帯に入ります。その後も右に左に向きを変えながら登っていくと、やがてまた広葉樹林の登りとなります。



山頂が近づく U−V間
やがて、傾斜が緩くなってくると、山頂はもうすぐです。栗がたくさんの実を落としていました。



山頂手前 U−V間
傾斜がなくなりました。でも、白滝山は、なかなか広い山頂を持っています。本当の山頂は、もう少し先でした。



白滝山・山頂 V
標高1022mの山頂です。山頂札がないと、通り過ぎそうです。



オトワ池への下り V−W間
山頂をあとに、オトワ池へと下ります。といっても、ほぼ平坦です。



オトワ池 W
やがて、まん丸いオトワ池です。さらに、南に進んで、長池を目指します。



キノコ
長池の手前で。



長池 X
名の通り、細長い池ですが、大部分が湿地化しています。池の周りを一周できます。



反対側からの長池 X
草が色づき、すごくきれいでした。静けさも、一級品です。



ニシヤ谷源頭部 W
オトワ池まで戻り、東に向きをかえ、ニシヤ谷を下ります。



イモリ? Y
ニシヤ谷で出会いました。背中が赤いから、ハコネサンショウウオでしょうか?いや、ただのイモリ?詳しい方、教えてください。



夫婦滝 N
夏にも撮った夫婦滝です。



白髭淵の滝 Z
夫婦滝から、夏と同じルートで白滝谷を下りました。今回は、白髭淵の滝を見に、川に降りてみました。
案内板から少し険しいところを歩かないと、見ることができません。



滝とダイモンジソウ Z



ダイモンジソウ Z
滝の飛沫が飛んでくるような、湿った所が好きな花です。



すべり石の下の滝 Z−O間
すべり石からさらに下ったところの滝です。



サラシナショウマ O



三ノ滝 [
明王谷に入って、林道の途中に、三ノ滝入口があります。下ること3分ほどで、このみごとな滝が目の前に!別名・不動滝。



MAP


この地図は国土地理院発行の2万5千分の1地形図(比良山、花脊)をベースに作成いたしました。

写真の番号は地図の番号と対応しています。
緑の線がこのコースです。赤のルートは、こちらへ。


山行記録:日時−2006年10月14日、天候−曇り。9:50 葛川坊村・明王院奥の駐車場@に駐車後、出発。10:20 ワサビ谷(伊藤新道)入口(T)、11:00 ワサビ大滝(U)、12:00 白滝山・山頂(V)着。12:15 昼食後、山頂発、12:20 オトワ池(W)、12:35 長池(X)、12:50 長池を一周して、13:00 オトワ池(W)、13:20-30 夫婦滝N、13:50-14:00 白髭淵(Z)、14:50 ワサビ谷(伊藤新道)入口(T)、14:55-15:10 三ノ滝([)、15:30 明王院奥の駐車場@到着。

 秋の少し肌寒い曇った日、白滝山に登ってみました。牛コバに向かう道をワサビ谷入口(T)で分け、谷筋を登っていきます。やがて、ワサビ大滝(U)。名前ほど、大きくはありませんが、なかなか風情のある滝です。ここで、谷を離れて、山腹の道をくねくねと登っていきます。徐々に傾斜が緩くなってきて、広い山頂部に出ます。山頂からオトワ池(W)、長池(X)とつなぐルートも、高原の散策道。傾斜もあまりなく、素晴らしいところです。しかも、これまで出会った人は数人程度。静かな山歩きが楽しめます。ニシヤ谷を下ると、間もなく夫婦滝N。ここでは、多くの人に会いました。帰途、白髭淵(Z)の滝と、三ノ滝([)を見に降りました。どちらも、素晴らしい滝です。ルート上にはなく、見ずに通る人も多いようですが、時間の許すときは、ぜひ見に行かれることをお勧めします。