金糞岳   Mt. Kanakusodake

伊吹に次ぐ滋賀県第二位の高峰です。双耳峰で、東峰が1317mの山頂、西峰は1271mで白倉岳と呼ばれています。九月に登ったのですが、なかなかブッシュが激しく、山慣れていない人にとっては、ちょっとうっとうしいかも知れませんが、今は車で連状ノ頭のすぐ下まで行けることが多いので、そこからなら標高差約400m、一時間半ほどで登頂できます。


山行写真
撮影日:2001/9/16 Photo by Minaphm, All Rights Reserved.
撮影機材:ボディー: Pentax KX、レンズ: Tefnon Zoom 28-105mm F3.5


連状ノ頭の登山口
中津尾根の中程、連状ノ頭のすこし下で林道と登山道が二回目のクロスをします。
しかし、この日はここまで車は入れず、約20分手前の林道に停めてきました。
ここ当分は、林道工事のため、こんな日々が続くのではないでしょうか?ここは標高約920mです。




連状ノ頭登山口からの琵琶湖
彦根、米原方面です。



奥山
右寄りのピークが花房尾根の奥山1057mです。深谷(白谷)を隔てて。花房尾根にも道があります。



登山道
最初はこんな感じです。



小朝ノ頭にて
ここは小朝ノ頭。標識には1081mとなっていますが、1/25000地形図ではここはおそらく
1120mほどはあります。薮は徐々に激しくなってきました。この日はここから金糞は見えませんでした。



大朝ノ頭の登りから小朝ノ頭を振り返る
小朝ノ頭から笹の道を一旦下ります。突然鳥越峠の岐阜県側からの笹の開けた道
と合流しますが、しばらくでまたブッシュの道に戻りました。



ブッシュの道
中津尾根はこのように激しいブッシュの道でした。軍手は必携です。でも
踏跡ははっきりしています。迷う心配はないでしょう。



山頂のにぎわい
山頂は広いのですが、たくさんの人が登ってきていました。小雨の中でお弁当です。



静かになった山頂
皆さん、出発されて静けさが戻ったようです。



ミズキの実
山頂から白倉岳への入り口にありました。近くでナナカマドも赤く実っていました。




奥伊吹スキー場とブンゲン
左に奥伊吹スキー場のゲレンデ。中央右寄りの、二つのピークがブンゲン北峰(左)と南峰1260m。
山頂から15分ほど下ったところで、このように東の展望が開けます。登りは全くガスの中だったのが、
下りで急にガスが晴れてくれました。

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山行記録:日時−2001年9月16日、天候−小雨。10:00 鳥越林道・標高約900mのバリケード前に駐車、10:30 連状ノ頭登山口、11:00 小朝ノ頭、12:10 金糞岳山頂着。13:10 山頂発、14:55 連状ノ頭登山口、15:10 駐車地着。

あいにくの小雨でした。鳥越林道は一部未舗装区間があるものの小森口あたりまでは問題なし。標高約800mの小森口には約10台ほど駐車がありました。小雨のため、車でさらに進み、連状口まで行く予定に切り替えましたが、大きく右に曲がったところで工事のバリケードがあり、そこに駐車せざるを得ませんでした。既に三台ほどとまっていました。約30分歩いてようやく連状ノ頭登山口(連状口)に着き、ここからいよいよ中津尾根に取り付きました。連状ノ頭を過ぎたあたりから、ススキ、ササなどの草が激しくなりますが、踏み跡ははっきりしていました。約半時間で小朝ノ頭。ここから一旦約100m下って、鞍部で岐阜県側・鳥越峠方面からの開けた道と出会います。しばらくは草刈りの終わった道でしたが、大朝ノ頭の登りから再び薮漕ぎ道。あとはひたすら高度をかせぎ、小朝ノ頭から1時間余りで小広い山頂に飛び出します。


周囲からの金糞岳滋賀の山・山姿写真集より抜粋。撮影データ等、詳しくはこちらを。)



己高山から



彦根から



奥伊吹スキー場から



横山岳から