撮影日:2002/8/10 Photo by Minaphm, All Rights Reserved.
撮影機材:ボディー: Pentax KX、レンズ: Tefnon Zoom 28-105mm F3.5、Threekor 200mm F4
高室山は鈴鹿山脈北部で、近江盆地に接する最西端に位置する峰です。芹川と犬上川に囲まれた近江(脇ヶ畑)カルストと呼ばれる台地上に位置し、麓からは急斜面、上部は起伏のあまりない台地状の地形となっています。犬上川(北谷)のすぐ北にあり、谷底を走る国道306号線から上を見上げたときの傾斜のきつさにはすさまじいものがあります。人里近くにある山なので、杉の植林がほとんど覆い尽くしているといった感じで、登っているときにはあまり眺望はありません。しかし、山頂のほんの狭い領域には高い木は一本もなく、まさに360°の眺望が得られる鈴鹿では数少ない山頂です。なお、犬上川(北谷)方面から高室山に登るルートは、このほかに佐目の十二相神社から尾根を詰めるルートもあります。ザラノをご覧ください。
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山行記録:日時−2002年8月10日、天候−晴れ。10:40 南後谷登山口発、林道の突き当たりをまっすぐ登り、水道設備の脇をかすめると登山道に。最初はかなり頼りない道。水のない谷沿いに急登していきます。暑さと二日酔い?で、ヤマノボラーけっこうバテバテ。おまけに登り初めて約10分後、一度右折して谷に迷い込みました。植林作業用の道だったようです。ここは谷から離れてまっすぐ行くのが正解。しかし、その後道はだんだんと太くしっかりとしてきて、石灰岩のころがる植林帯、続いて二次林をひたすら登ります。11:50
陣屋〜第2鉄塔、しかしここでも40分ほど道を探しながら迷う。何回か、ススキで道が消えてしまいました。結局、鉄塔から少し東のところを右に登って道を見つけました。その後標高をわずかに落としながら高室山の山頂方向目指して進み、12:45
谷沿いの林道に出ました。13:30 林道からの登山道分岐点、その後藪こぎ約30分、14:05 やっとのことで山頂着。食事後、15:00 山頂発、しかし、さっき登ってきた下り道が見つからないので、道無き道を林道に向かって西に降りる。ササの藪こぎ、その後植林帯を下りました。15:40 なんとか林道に脱出。16:15
第2鉄塔、16:55 南後谷登山口着。