鎌ヶ岳   Mt. Kamagatake

2004年11月、御在所岳と国見岳に登った翌朝、まだ午前中だけ時間があったので、武平峠からピストンで鎌ヶ岳1161mに登りました。4年前の10月に来たときより三ツ口谷上部の紅葉が色づき、きれいでした。ほんの二時間半ほどの山行でしたが、眺望、紅葉、アルペンムードなど楽しめるルートです。

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山行写真
撮影日:2004/11/7 Photo by Minaphm, All Rights Reserved.
撮影機材:ボディー: Pentax KX、レンズ: Tefnon Zoom 28-105mm F3.5




武平トンネル(滋賀側)の登山口 @
朝9時にはトンネル両側の駐車場は車でいっぱいでした。車道を滋賀側に少し下ったところに駐車し、歩き始めます。
手すりのついたトンネルのコンクリートの上が武平峠への登り口です。




武平峠 A
10分も歩けば、峠に着きます。小広い峠は登山道の交差点です。右が今登ってきた道、
左は湯の山温泉への降り口、前方が鎌ヶ岳への登り、後方に御在所岳への「峠道」登山道。




雨乞岳
峠から鎌ヶ岳方向に登り始めると、右手に悠然とした雨乞岳1238mが現れます。



御在所岳 B
そして振り返れば御在所岳。まだこちらが低いので、ほんとうの山頂は見えていません。



鎌ヶ岳 B
正面には逆光で、めざす鎌ヶ岳が見え隠れします。



紅葉三題
紅葉といってもここでは黄色の葉が主役です。上二枚は三ツ口上部の紅葉、下は登山道沿いの黄色い葉です。
三ツ口上部はちょうど斜めに差す日射しの加減で、色彩が刻々と変化していました。



御在所岳 C
だいぶ登ってきました。御在所も、ロープウェイ山上駅、山頂・望湖台1212mなどが見えてきました。



近づく鎌ヶ岳
徐々に険しくなってきます。


最後の登り D
槍の穂先ならぬ、鎌の穂先?を登ります。固定ロープに頼りすぎるのはまずいでしょうが、
最後は、これがないと登りづらい傾斜になってきます。落石注意!




鎌ヶ岳山頂 E
間もなく、山頂に着きます。南北に細長い山頂です。北端からは御在所岳、雨乞岳などが望めます。南端からは
鈴鹿中南部、南部の山々がきれいです。ここから、山頂南端からの眺望を。



鎌ヶ岳山頂Eからの眺望


鎌尾根と水沢岳
南南西です。鈴鹿主稜線がうねりながら前方に延びていくのがよくわかります。
緩く弧を描く鎌尾根、少し左に振って、水沢岳1030mです。この先は次の写真で。




水沢岳、宮指路岳、仙ヶ岳
上の写真の望遠版です。水沢岳の向こう側、やや右奥に台形の宮指路岳946m、
さらにその奥に、南部の名峰・仙ヶ岳961mの双耳峰が聳えています。



高円山
仙ヶ岳の右側の望遠版。手前に鎌尾根、その向こう中央が高円山945mです。
左にはNTT鉄塔、その後が御所平850m。




サクラグチ
さらにその右手にはサクラグチ919mです。



野登山
仙ヶ岳の左、ほぼ真南に位置する野登山874mです。ここにも鉄塔が建っています。手前はイワクラ尾根。



入道ヶ岳
さらにその左、入道ヶ岳906mです。右へ出るイワクラ尾根で主稜線と続いています。



雲母峰
真東には雲母峰888mです。ここ鎌ヶ岳から雲母峰に続く稜線が確認できます。




山行記録:日時−2004年11月7日、天候−晴れ。9:10 鈴鹿スカイライン武平トンネル滋賀県側5分ほどに駐車、9:15 トンネル脇登山口@、9:25 武平峠A、10:15-40 鎌ヶ岳山頂E、11:30 武平峠、11:35 トンネル脇着、11:40 駐車地着。

MAP


この地図は国土地理院発行の2万5千分の1地形図(御在所山)をベースに作成いたしました。


図中の番号は上の写真と対応しています。


周囲からの鎌ヶ岳滋賀の山、山姿写真集・鈴鹿南部より):データ等詳細は、こちらをご覧ください。




御在所岳より



綿向山より



湯の山温泉の鈴鹿スカイラインより



入道ヶ岳より



仙ヶ岳より



雨乞岳より