那須ヶ原山から唐木山へ   Mt. Nasugahara to Mt. Karaki


撮影日:2004/10/11 Photo by Minaphm, All Rights Reserved.
撮影機材:ボディー: Pentax KX、レンズ: Tefnon Zoom 28-105mm F3.5

鈴鹿山脈最南部の盟主、那須ヶ原山はこの山塊のほぼ中央に位置しています。ここから東西に縦走できますが、今回は東に向かい、三ツ頭を経て唐木山まで稜線づたいに歩き、坂下峠に下りました。

ルートマップへ

那須ヶ原山8合目付近からの大パノラマへ(ブラウザの戻るボタンでお戻り下さい。)




那須ヶ原山
まず、麓からめざす那須ヶ原山を見上げます。標高は800mと低いのですが、
この風格はいったいどこから来るのでしょうか?さすがは鈴鹿最南部の盟主。甲賀市甲賀町櫟野より。




参道橋 @
大原ダムから上流に向かう林道を車で上がってくると、参道橋があります。この左手を少し
進むと、大きな駐車スペースがあります。左は坂下峠、橋を渡れば那須ヶ原山の表参道です。
那須ヶ原山の頂上には、立派な祠が祀ってあるので、このような呼び方となったようです。




大きな伐採あと A
よく整備された登山道(表参道)をどんどんと登っていくと、最初は植林の中を行きますが、
やがて大きな伐採あとに出ます。ほぼ8合目といったところです。

振り向けば、鈴鹿南部〜中南部の山々が大変きれいです。
パノラマ写真への入口



大原ダム
眼下には大原ダム、そしてはるかに琵琶湖が望めます。



パラグライダ
その伐採あとの最上部には、パラグライダの飛び出し場がありました。気持ちよさそうに飛んでいきました。



最後の登り B
やがて右から裏参道の道が合流すると、まもなく山頂です。



山頂三角点 C
標高800mの那須ヶ原山・山頂です。三角点の後は祠ですが、入口は反対側です。



県境主稜線 D
山頂からすぐ先で県境の鈴鹿主稜線の縦走路に達します。そこを左折して、
三ツ頭方面に向かいます。低い笹がきれいに生えた、ほんとに気持ちのいいルートです。




仙ヶ岳と野登山、高畑山
後方左が仙ヶ岳。手前が高畑山。



三ツ頭 E
その先で、正面に目指す三ツ頭が見えます。これに登る前に、一旦鞍部に向かって下っていきます。



三ツ頭の登り F
三ツ頭の山頂はもうすぐですが、最後は少しきつい登りがありました。



三ツ頭・山頂、774m G
やがて登りきると山頂です。特に何もないので、気をつけないと行き過ぎてしまいます。



錫杖ヶ岳
三ツ頭の山頂東から。伊賀山地の名山・錫杖ヶ岳です。後方に伊勢湾が広がっています。



仏ヶ平
錫杖ヶ岳の左には山頂に紅白の鉄塔を持つ仏ヶ平です。ここは鈴鹿山脈の一部。



唐木への稜線 H
灌木のトンネル状の稜線を行きます。



三ツ頭と那須ヶ原山
振り返るとさっき歩いてきた峰々が高くなっていました。



長石山の大ガレ
溝干山から紅皿山への稜線が切り取られたようにガレています。「長石山の大ガレ」です。



唐木山・山頂、730m I
突然稜線の道がロープで止められ、巻き道へとルートは90°右折します。唐木のキレットです。右の盛り上がりが山頂です。



キレットの大岩
キレット自体は危険につき入れませんが、ルートは南側山腹を巻いて、進んでいきます。鞍部から見上げた大岩です。



キレットを越えて J
その先から唐木のキレットを振り返ります。大岩のてっぺんが、先程の唐木山・山頂。



高畑山、773m K



溝干山、770m K
正面に溝干山のガレが大きくなってきました。まもなく坂下峠への急降下です。



坂下峠 L
荒れに荒れた坂下峠です。



林道を下る M
坂下峠から参道橋への林道は、ススキやキノコなど、秋いっぱいです。


山行記録:日時−2004年10月11日、天候−曇りのち晴れ。12:00 参道橋近くに駐車@、参道橋を渡って歩き始める。12:05 林道終点・登山口、12:15-20 黒部滝、12:55 那須ヶ原山山頂C、13:00-10 県境主稜線との合流点で昼食、13:30 三ツ頭山頂G、14:10 唐木山山頂I、14:25 キレットを振り返る岩場J、14:40 坂下峠L、15:10 駐車地@着。


ルートマップ
図中の数字は写真と対応しています。


この地図は国土地理院発行の2万5千分の1地形図(鈴鹿峠)をベースに作成いたしました。

周囲からの那須ヶ原山(滋賀の山、山姿写真集・鈴鹿最南部より):データ等詳細は、こちらをご覧ください。


櫟野ダムより



烏山より



溝干山より
左は三ツ頭